Go To キャンパス 疾患情報研究分野研究室訪問

どのような研究をしていますか?
この研究室では、私達の心や人格、精神疾患などに関わる、脳について研究を行っています。脳の接続様式を読むことによって、情報処理、脳の疾患、発達過程が分かるので一つのプラットフォームになるのではないかと考えています。脳はヒトでは1000億もの神経があり、その接続は複雑なのであまり解明されていない領域です。脳の中でどのように情報処理が行われているか、どのような神経回路の構造があるのか研究し、最終的には脳がどうやってできるのか、どの部分の変化により疾患が起きるのか、とつなげていきたいと考えています。 この研究室では主に先端蛍光イメージングを用いており、そこがユニークな部分だと思います。他にも、遺伝学的・分子生理学的手法、画像解析、シミュレーションなどを駆使しながら研究を行っています。
生命科学科では医師免許は取れませんが、研究はできるのですか?
基礎医学研究では医師免許を持っていなくても充分に活躍できます。 何もないところから何かを作り出す、0を1にするようなことに自分の存在意義を見出すような人は基礎研究が向いていると思います。 生命科学科は、研究をしたいけど医学のことも知っていたいという人に向いていると思います。
感想:丁寧に研究している内容について説明していただけました。今井先生は二年生の授業でもお世話になりますが、研究者としての先生を見ることができ、研究に対する姿勢を学ぶことができました。