学生生活

2015年08月18日

その他

第39回阿蘇シンポジウム


   

生命科学科4年生

  第39回阿蘇シンポジウムが、平成27年7月31日(金)の午後から8月1日(土)の午前中にかけて、阿蘇リゾートグランヴィリオホテルにて開催されました。医学部生命科学科からは、3年生13名、4年生3名の合計16名が参加しました。
  
  今年は、「幹細胞研究とその応用」というテーマで、非常に活発に研究が進んでいる分野の著名な先生方が多く参加されました。
  
  一日目は、幹細胞の多能性、ニッチとよばれる微小環境、肝臓や腎臓など臓器再生と体外再構築について、様々な分野について講演がおこなわれました。九州大学からは、遺伝子細胞療法部の國崎祐哉先生が骨髄微小環境と造血幹細胞について紹介されました。京都大学iPS細胞研究所未来生命科学開拓部門の高島康弘先生からは、多能性幹細胞の中でも最も未分化状態が保たれたナイーブ型多能性幹細胞の樹立についての講演がありました。二日目は幹細胞の臨床的応用を中心に話題提供があり、九州大学からは医学研究院病態修復内科(第一内科)の赤司浩一先生が、骨髄系白血病幹細胞において発見され、骨髄系腫瘍の治療標的となり得るTIM-3という分子について紹介されました。
  
  非常に多様な研究分野の先生方の講演でしたが、どの講演も最新の研究内容であり、参加した学生にとって、大変貴重な経験となったと思います。一日目の懇親会では演者の先生方や他大学の学生とも交流する姿もみられ、今後研究生活をおくっていく上で大きな刺激となった二日間であったと思います。
  
[生命科学科4年 内藤優希]
        

生命科学科3年生
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