2013年08月29日
その他
第37回阿蘇シンポジウム
世話役の柳先生司会でセッションがスタート |
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質問中の鳥越君(3年生) |
福岡では日中の気温が35℃近くの猛暑が続く中、第37回阿蘇シンポジウムが阿蘇リゾートグランヴィリオホテルを会場に開催されました。このシンポジウムに、医学部生命科学科からは、2年生4名、3年生5名の合計9名の希望者が参加しました。
今年のテーマは「生体応答の破綻と修復」で、平成25年8月2日(金)の午後から3日(土)午前中にかけての一泊二日の日程で開催されました。本年は、九州大学の柳雄介教授、九州大学名誉教授の渡邊武先生並びに熊本大学の満屋裕明教授の3名の世話人の先生により著名で活発に研究を展開されている多くの講師の先生が選ばれ、とても充実したシンポジウムでした。
一日目の、肝炎ウイルスやHIV等のウイルス学分野の最新の研究展開、また二日目の午前中の「C型レクチン受容体を介する自己・非自己認識と免疫応答(九州大学・生医研・山崎晶教授)」、「新しいリンパ球“ナチュラクヘルパー細胞“(理化学研究所・茂呂和世先生)」、「細胞外分泌顆粒:エクソームによる細胞間情報伝達の意義と診断・治療への応用(国立がん研究センター研究所・落谷孝広先生)」等の極めて興味深い最新の研究成果を含めたお話がありました。これらのお話を拝聴することで、参加者の多くが、研究に取り組む姿勢・視点を新たにできたのではないかと思われます。参加した生命科学科3年生の鳥越君は、両日とも学生の視点からの素晴しい質問をしていました。
懇親会場で |
ホテルの前で(2年生) |
ホテルの前 で(3年生) |
■学生の感想文[PDF]