2023.08.22
令和5年度生命科学科オープンキャンパス(開催報告)
令和5年8月7日(月)の午後1時から、病院キャンパスにあるコラボステーションⅠ・2階の視聴覚ホールにおいて、生命科学科の説明会を行いました。
説明会では、はじめに新納 宏昭 生命科学科長から、挨拶ならびに生命科学科の概要紹介がありました。新納生命科学科長は、医学部の生命科学科は広い生命科学の分野の中でもヒトの生命科学を徹底的に学び将来的の基礎医学の土台を作る人を育てると話し、当学科の魅力について説明しました。
次に、生命科学科教務主任の今井猛教授から、九州大学の基幹教育や、生命科学科独自の専門教育科目等のカリキュラムについて説明を行いました。当学科では、1年次で基幹教育科目を伊都キャンパスで学び、2年次から専門教育科目を病院キャンパスで学びます。2年次から3年次前半には医学科と共通の基礎医学を学び、3年次では生命科学科独自の授業と並行して、「研究室配属」の機会により実際の研究活動に触れることとなります。さらに4年次では卒業研究を通して個別の課題に挑戦します。当学科ではこのように研究を重視した特長的な教育システムを持っており、今井教授はそれぞれについて分かりやすく説明を行いました。
次いで、薬理学分野 久場 敬司教授による、「生命科学における薬理学」と題した講話がありました。
説明会の後には、希望者を対象とした「研究室訪問」と「在学生との対話」を行いました。「研究室訪問」では21の研究室を開放し、約100名の学生がグループに分かれ、生命科学科在学生の引率の元、各研究室を訪問しました。「在学生との対話」は参加者が本学科の学生と自由な会話をすることができ、受験のことや実際に入学してから思ったことなどの率直な質問がされているようでした。参加者の顔に笑顔がみられ、会場は終始和やかな雰囲気でした。