平成21年10月2日(金)にノーベル医学生理学賞受賞者の利根川進先生が、馬出キャンパスを訪問されました。まず、午前10時から、生体防御医学研究所1階セミナー室で行われた「Student Selected Seminar」において、大学院生・学部生を対象に熱い研究への思いを語られました。用意された30分間の質問時間が全く足りないほどの討論が行われました。次いで、午後2時半から九州大学医学部百年講堂中ホール1において、「理研BSI研究者と九大医系キャンパス脳研究者との懇話会‐利根川進先生をお迎えして‐」が開催されました。高柳涼一医学研究院長並びに理化学研究所BSIの利根川進所長のご挨拶に続き、理化学研究所BSI副センター長の田中啓治先生から「理化学研究所BSIでの脳科学研究の紹介」、医学研究院臨床神経生理学教授の飛松省三先生から「九州大学馬出キャンパスでの脳科学研究の紹介」と題した講演が行われました。引続き、(1) 日本の脳科学の将来、(2) 若手研究者の育成、(3) 理研と九大との連携等のテーマで、50名程度の参加者による全体討論が行われました。お世話役の精神病態医学教授の神庭重信先生の話では「利根川先生は冒頭では10分程度でお話しされましたが、総合討論は、利根川先生の独壇場でした。」とのことでした。中でも、今の良医を育てる医学部教育ではノーベル賞を狙える研究者は育たないので、研究者を育成する斬新なシステムが必要であるとの見解を述べられました。また、九大独自の取り組みである生命科学科の創設には大変興味を示され、今後の発展を期待したいとのコメントがありました。生命科学科の3年生からも4名が参加し、利根川先生とのスナップ写真撮影に感激していました。午前中の「Student Selected Seminar」に参加した学生の感想文は
こちらです。