学生生活

2010年06月17日

全学教育

平成22年度 コアセミナー

2010/06/17-07/15
 
「コアセミナー」とは、学生が5名程度の少人数グループに分かれ、学習テーマから自分たちで学ぶべきことを導き出し、調べ、話し合い、理解を深めながら問題を解決していく学習スタイルです。グループにはチューターとして指導教員(原則として担任教授、あるいはその分野の教員)が1名ずつ配置されています。チューターはグループ学習の進め方、調査や発表の仕方などについてアドバイスはしますが、あくまで学生が主体であり、学習のプロセスを計画し、実行するのは学生です。つまり、「学び方を学ぶ」ことが目的であり、どのようなプロセスを経て学ぶのかが重要視された授業です。学習した成果は、最終的に1つのプロダクトとしてまとめ上げ、プレゼンテーション・ソフトウェアを使い、最終日の7月15日に臨床小講堂2で行われた学習成果発表会でグループ全員が発表しました(各グループの持ち時間は25分間)。したがって、当日を迎えるまでに、他の人にわかりやすく説明できるまで深く調べ、考え、理解しておくと同時に、発表のスキルも研鑽します。成果発表会では、自分たちが発表するだけではなく、他のグループの発表に対して質問をすることも経験します。 「コアセミナー」の評価は、知識、技能、態度の側面から行われ、さらにチューターによる個人内評価が加わります。また、学生も自分自身の学習過程を「自己評価」します。学生自身が自分の学習状況を評価し、将来の方向を自分で計画できるようになること(自立)はこのコースの大きな目標です。 平成22年度の生命科学科1年生は、3つのグループに分かれて、Tグループは「移植医療について考える」、Uグループは「培養細胞の電子顕微鏡観察(できたかな?)」、Vグループは「タマネギからDNAをとってみよう!」のテーマで「コアセミナー」学習に取り組みました。
■  学生の感想文
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