学生生活

2008年06月12日

全学教育

平成20年度 コアセミナー

2008/06/12-07/10
 
「コアセミナー」とは、学生が3ないし6名の小人数グループに分かれ、学習テーマから自ら学ぶべきことを導き出し、調べ、話し合い、理解を深めながら問題を解決していく学習スタイルです。具体的で身近な問題を出発点として、自分達で学習の方向を決めながら、学習を進めます。各グループにはチューターとして指導教員(担任あるいはその分野の教員)が1名ずつ配置されます。チューターはグループ学習の進め方、調査のしかた、発表のしかたなどについてアドバイスしますが、あくまで学生が主体、学習のプロセスを計画し実行するのは学生です。このコースはどのようなプロセスを経て学ぶかが重要視されています。つまり、「学び方を学ぶ」ことが目的です。 継続的に学び続けるため、対面の授業時間だけではなく、積極的に「九州大学 Web 学習システム」(eラーニングソフトウェア)を学習の場として活用しました。 学習した成果は、プレゼンテーション・ソフトウェア(マイクロソフト社のPowerPoint)を使い、最終的に1つのプロダクトとしてまとめあげ、学習成果発表会でグループ全員が発表します(各グループの発表時間は25分間)。したがって、当日を迎えるまでに、他の人にわかりやすく説明できるまで深く調べ、考え、理解しておくと同時に、発表のスキルも研鑽します。 「医学科・生命科学科コアセミナー」の評価は、知識、技能、態度の側面から行われ、さらにチューターによる個人内評価が加わります。また、学生も自分自身の学習過程を「自己評価」します。学生自身が自分の学習状況を評価し、将来の方向を自分で計画できるようになること(自立)はこのコースの大きな目標です。 参考までに、以下に平成20年度の生命科学科1年生の取組みの一部を紹介します。
 

■  学生の感想文
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